2019/01/22
毎年3~4月になると、タイの北部の地域では煙害の被害に悩まされる事になります。
タイの北部、チェンマイでの煙害(ヘイズ)の状況はどんなものなのでしょうか?
チェンマイ地域での煙害の状況について、ご紹介していきます。
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タイの北部のチェンマイでの煙害とは?
毎年、11月から4月の間はチェンマイは煙害が起こります。
ピークとなるのが、3月から4月の間で、この時期は外務省の渡航情報でも注意喚起が行われる程の煙害が発生しています。
2007年以降から問題になりはじめ、悪化していく一方です。
チェンマイでの煙害は、なぜ起こるのでしょうか?
チェンマイでの煙害はなぜ起こるの?
チェンマイでの煙害が発生する理由は、タイの北部の地域、またお隣の国であるミャンマーなどで行われる野焼きや山焼きが原因とされています。
また、山火事だったり、ゴミを燃やした煙なども煙害の原因とされています。
チェンマイには、ディーゼル車がまだまだ多いのも原因の一つでしょう。
ディーゼル車の煤(すす)の問題は、中国などでも問題となっていますが、ここチェンマイでも大きな問題なのです。
タイで煙害が起こる主な地域とは?
タイで煙害が起こるのは、チェンマイだけではありません。
タイの北部の地域を中心に、
- チェンマイ
- チェンライ
- ランパーン
- メーホーソーン
と、これらの地域で煙害の被害が拡張しています。
チェンマイの煙害の状況は?
実際にチェンマイに住んでて私が感じた煙害は、3月頃からだんだんとテープ山が曇って見えなくなってきました。
そして、ドイステープも見えたり見えなかったり。
普段でしたらハッキリと見える山が、煙害の影響で陰になってしまってる状況です。
モクモクした煙に覆われてるように見えます。
私の家のベランダからも、毎日山を観るのを楽しみにしているのですが、この時期は殆ど見える日がありません。
チェンマイの煙害による影響は?
チェンマイにこの時期に来られる方は、必ず高機能のマスクを持参される事をおススメします。
特にお子様や呼吸系に疾患がある方は、マスク必須です。
私もたまに、外にいる時間が長いと喉をやられます。
この時期は、チェンマイの方々も多くの方々がマスクをされています。
特に、トゥクトゥクなどの運転手さん達は殆どみんなマスクされていますし、現地の方々も煙害には気を配っています。
また、煙害によって飛行機の遅延やら、酷い時には飛ばない事も多々あります。
飛行機が着陸できないこともあったりと、この時期の旅行の予定は余裕を持たれることをおススメします。
チェンマイのPM10の煙害による疾患とは?
日本ではあまり聞きなれないかもしれませんが、チェンマイでの煙害はPM10と呼ばれる直径10ミクロン以下の粒子状物質による被害です。
PM10による被害、疾患として顕著なのが、
- 目がかゆくなる事
- 目に痛みが出ること
- 咳などの呼吸器疾患
とされています。
PM10の影響で亡くなられる方も増えてきているという事なので、呼吸器があまり強くないという方は、この時期の外出を控えるか、マスクは着用するべきでしょう。
繰り返し使える高機能マスクを、私は毎年利用しています。
海外に持ってくるのには、かさばらない事も重要なので、繰り返し使えるマスクが重宝します。
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私は呼吸器系があまり強くありませんが、今の所健康被害は出ていません。
ロングステイをされてる方の間でも、この時期は日本に帰国される方も結構多いようですね。
調度一番暑い時期ですし、ソンクラーンが終わりしばらくすると雨が降り出すため、煙害の被害もおさまってきます。
私の朝の日課は、ベランダでテープ山を観ながらコーヒーを飲む事なのですが、朝の時間帯が一番煙害は酷いため、朝は要注意です。
※なぜなら、禁止されてる山焼きなどを夜中に行うという方もいらっしゃるからだそうです。
いずれにしても、今年はもうすぐ煙害はおさまるはずですが、国による対策は、
- 外出を控えるようにと訴えること
- マスクをするように促すこと
などに留まるため、自分の身は自分で守るしかありません。
外出時のマスク、そしてなるべく外には長い時間いない事、また、帰宅したらすぐに手洗い、うがうを徹底するべきでしょう。
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