2019/01/22
タイのお土産で、雑貨以外のものを購入したいという方におすすめなのが「ヤードム」と呼ばれる嗅ぎ薬です。
ヤードムについて、ヤードムの種類、使い方、成分などをご紹介させていただきます。
見出し
ヤードムとの出会いは衝撃的だった
今から10年以上前、タイを初めて訪れた時に多くの方々が何やらを鼻に突っ込んでいる光景を目にし、「なんだあれは…」と驚いた覚えがあります。
バスやタクシー、トゥクトゥク等の運転手さんが揃って何やらを鼻に突っ込んでいたため、麻薬か何かかと勝手に思ってました。
一番最初のヤードムとの出会いは、悪印象でした(笑)
後でタイの人たちが鼻に突っ込んでたものは、ヤードムと言う嗅ぎ薬だということを知りました。
ヤードムって何!?ヤードムと呼ばれる嗅ぎ薬
ヤードムと言うのは、嗅ぐことによって、眠気覚ましなどの効果がある嗅ぎ薬です。
などに使われると言われています。
眠気覚ましの嗅ぎ薬!ヤードムの成分は?
眠気覚ましの嗅ぎ薬であるヤードムの成分は、何なのでしょうか?
嗅ぐという事は、体の中に入ってくるという事なので、さすがに何が入ってるか気になりますよね?
私は、かなり気になりました(^^;)
調べてみた結果、ヤードムの成分は、ほぼ天然のもので作られています。
香りは、ペパーミントメントールの香りのものが一般的に売られています。
そこにいろいろなアロマの香りがついたものなどもあったりします。
成分は、ユーカリオイルが主軸となっていて、ユーカリオイルの役割は気分をリフレッシュしてくれるオイルです。
また覚醒作用があるとされて、抗菌力もあるようですね。
カンファーと呼ばれる成分は、楠(くすのき)などから抽出される成分で心をリラックスさせてくれる効果があります。
ボルネオは、鎮静作用があり眠気を抑えてくれたり、防腐剤などにも使用されるものです。
ヤードムの種類によっても若干異なりますが、悪いものも入ってなさそうなので、安心して利用する事が出来ますね。
ヤードムの効果的な使い方とは?
ヤードムの使い方は、嗅ぎ薬として使う方法のほか、蚊に刺されたときや、コメカミやおでこに塗ったりして目眠気覚ましに使うこともできます。
また、集中力を高めたりすることも可能です。
肩こりの時などに、首や肩、背中に塗ることで、肩こりを緩和させたりすることもできます。
さらに鼻が詰まっている時など鼻の通りをよしたりすることもできますし、花粉症にも効果的だと言われています。
いろいろな用途ができるため、かなりオススメなのがヤードムなのです。
嗅ぐ以外の用法で利用できるという事を知ったのは、ここ数年の間です。
肩こりなどに利用できると言う事を知ってから、ヤードムの購入頻度がかなり増えました(^^;)
ヤードムは日本でも購入する事が可能なの?
ヤードムは、一昔前までは輸入するのが禁止でしたが、今では普通に日本のアマゾンなどで購入することができます。
一昔前のヤードムには、「L・デソキシェフェドリン」と言う薬事法で禁止されている成分が入っていたため、輸入が禁止されていました。
近頃タイのスーパーやコンビニ、お土産店などで販売されているヤードムには、その成分は入ってないものが多いため、普通に持ち帰ることが可能です。
しかしながら、中にはたまに入ってるものも販売されているため注意が必要です。
ヤードムの種類は!?どこのヤードムがオススメ?
いろいろな種類のヤードムがありますが、主流なのがペパーミントフィールドのヤードムと、ポイシアンのヤードムです。
どちらもコンビニなどにも販売されていて、タイではどこでも手に入れることができます。
虫刺されの薬を持ち歩くのも面倒だと言う方にも、ヤードムをバックの中に忍ばせておくことでいろいろな用途に使えるのでかなりお勧めです。
私が1番使っているのは、肩こり緩和のためです。
ヤードムは、嗅ぐ部分と塗る部分と2つに分けることができ、基本的に私は塗る専用です。
眠気覚ましにこめかみに塗ることもありますし、肩や背中に塗って肩こり緩和のために利用します。
また虫刺されにも効果があるため、虫に刺された時もよく利用しています。
タイではよくかに刺されますので…。
また、ペパーミントフィールドとポイシアンと両方ありますが、個人的にはポイシアンが好みです。
パッケージがかわいいのもありますし、なんとなく優しい香りが好きです。
しかしながら、塗るとなるとポイシアンのほうが量が少ない感じもします。
嗅いで使うのではなく、塗る目的で使ってるとすぐに無くなるのが難点です(^_^;)
いずれにしても、その方その方によって好みも違いますので、お好みのものを利用するのが一番でしょう。
ペパーミントフィールドとポイシアンでしたら、問題なく輸入することができるので、この二つを買っておけば間違いありません。
ヤードムのお値段はどれ位なの?
ヤードムのお値段は、タイではコンビニなどでは一個当たり20バーツ(約70円程)ほどで購入することができます。
※2016年6月のレート
まとめ買いの六個パッケージは、100バーツ位で基本的に市場や薬局などで売られています。
大量買いするなら市場の方がお得です。
安くしてくれる場合もあります。
日本のアマゾンなどでは、それなりのお値段で売られているようですね。
近頃ヤードムの利用者が減ってるような気がする?
近頃は、このヤードムはそんなに上流階級の人たちが使っているのを見なくなりました。
ここ最近、そのような方々とのお付き合いがあるのですが、全く使ってるのを見てないため聞いてみたところ「使わない」と言われました。
タイは階層社会であり、下流の方々が使うものは、上流の方々は使わないのでしょうか?
いまいち、その辺の所が良くわかりません。
何で使わないのか聞いてみたかったのですが、その話はそれで終わってしまったので、今度また機会があれば聞いてみたいと思ってます。
お土産などにもヤードムは適してますので、「なにこれ?」と言われてしまうかもしれませんが、変わったお土産としてプレゼントしてみるのも良いでしょう。
喜ばれるお土産となるはずです。
また、自分用に使ってみたらはまってしまったと言う方がかなり多いため、少し多めに購入して行くことをお勧めします。
私も、タイに住む前はいつも「もっと買ってくればよかった」とかなり後悔していました。
ばら撒き用のお土産などにも、大変オススメです。
まずは、タイに滞在中に自分自身で使ってみてください。
あまりにもの爽快感に、一度使ったら病みつきになる事間違いなしでしょう。
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