2019/01/22
本日2016年4月13日は、待ちに待ったタイの旧正月、ソンクラーンです。
タイの方々は、この日を指折り数えてるそうです。
タイの北部の都市、チェンマイでのソンクラーンについてご紹介させて頂きます。
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タイで行われるソンクラーンとは?
ここ最近、日本でもタイで毎年この時期に開催されるソンクラーン「水かけ祭り」はニュースで必ずと言って良いほど報道されるため、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
ソンクラーンは、毎年4月13~15日の間に開催される、タイの方々にとっての旧正月のお祭りです。
水をかけ合う事で、暑さをしのぐお祭りです。
日本では、代々木公園でソンクラーンフェスティバルなどが行われるため、ご存知の方も多いはずです。
お祭り大好きなファランの方々やタイの方々も、みんな楽しみにしてる日でもあります。
ソンクラーンはもともとは雨乞いの儀式だった?
ソンクラーンは、本来はタイの方々にとっての仏暦での旧正月にあたる日で、毎年開催の日は異なっていました。
しかしながら、世界的に有名なお祭りとなり、日にちを統一した方が分かりやすいという事で、毎年4月の13~15日までがタイの方々にとってのソンクラーンの祝日となりました。
この日に合わせてタイにやってくる観光客の方々も多く、かなりこの時期はタイ国内は混雑します。
もともとは、ソンクラーンは雨乞いの儀式であり、年配者の方を敬うためのお正月の儀式でした。
タイは、今の時期は殆ど雨が降りません。
乾季に入ってから、ソンクラーンが終わるまでのこの時期、雨が降るのは数える程度です。
そのため、ここ最近では干ばつが進む地域もあり、農作物に多大な影響を与えてしまっています。
小さな村などでは、未だに雨乞いの儀式を行う村もあります。
また、出稼ぎに出てる人たちが帰ってきて家族が集まる日でもあります。
日本のお正月と同じですね。
その時に、年配者の方や仏さまに水をかけて、敬意を表したのが本来の水かけ祭りなのです。
仏像に水をかけるのも水かけ祭り
今では、水鉄砲やバケツなどで水をかけ合うのが水かけ祭りだという認識がありますが、元来からの水かけ祭りである仏像への水かけも、色々な場所で行われています。
水かけ祭りのパレードなどがされる会場では、寺院から運び出された仏像がおみこしで運ばれます。
その仏像にお水をかけることで、一年幸せに過ごすことができると言われています。
スーパーやホテルなどでも仏像に花がかけられて、お花とハーブが入ったお水が用意されている所が多々あるでしょう。
大きな所でしたら大抵ありますので、探してみて仏様にお水をかけてみてください。
チェンマイの水かけ祭り初日に参加してみた口コミ
ここチェンマイでは、4月13日になったと同時に花火が上がりました。
タイの花火はいつもそうなのですが、すぐに終わってしまいます(^^;)
日本のように、いつまでも上がりません。
多くの方々が、「ハッピーソンクラーン」とラインを送ったのではないでしょうか。
ソンクラーン当日、我が家の近所ではソンクラーンフェスティバルのライブが色々な所で行われていました。
大きな所では、ニマンヘミン通りのMAYA、そしてホイケウ通り沿いにあるセントラルデパートです。
子供たち用のプールも出ていて、お子様方は大喜びです。
ホースやバケツで水かけあい、暑さをしのいでます。
水鉄砲もかなり色々な種類があり、大きなもの、戦闘レベルが高いものを持った方々も多かったです。
タイの方々は、基本的にバケツで水をどばっとかけてきます。
トラックの荷台からの攻撃が一番危険です。
大きなタンクの中に水を積み込み、バケツでざばーっとかけてきますので(^_^;)
反撃しようにも間に合いません。
スキを狙って水をかけてくるので、どこに水鉄砲が潜んでるかわかりません。
水かけ祭り、ソンクラーンの日には、無礼講なので水をどれだけかけられても文句は言えません。
スーツの方などが掛けられていて、なんとなくかわいそうな気もしないでもありませんでしたが(^_^;)
ロングステイされてる方は外出しない?
かなりの盛りあがりを見せてるソンクラーンですが、ロングステイをされてる方々に聞いてみた所、ソンクラーン期間中は外出しないという方が多かったです。
買い物に行くにも、ずぶ濡れにならないと帰ってこれませんし、お店も三日間は休みのお店が多いようですね。
いつも行くお店の方々に、「13~15は休みだからね」と前もって言われました。
また、タイの方々もお祭り好きじゃない方はこの期間は家にこもってるようですね。
どうしても出かけないといけない時には、レインコートを着るとか。
人それぞれです。
ソンクラーンの水かけ祭りで暑さを緩和
水をかけ合う事で、暑さをかなり緩和することができます。
実際に、バケツで水をかけられても冷たくありませんし、むしろ気持ちが良い位です。
かなりびちょぬれになりましたが、ソンクラーンは誰もが楽しめるお祭りなのではないでしょうか?
この時期は、飲酒運転なども増え、毎年事故などがかなり多発しています。
自分が気を付けていても…という事もありますが、最新の注意を払うに越したことはありません。
外出される際には、充分注意の上外出されることをおススメします。
チェンマイだけではなく、バンコクやアユタヤ、スコータイ、パタヤなどでも盛大な水かけ祭りが行われています。
参加してみたいという方は、早めの手配が必要です。
記念に残るお祭りなので、是非一生に一度は参加されてみてはいかがでしょうか?
連日40度を超す日々が続くタイのチェンマイですが、涼しさを味わう事ができました(*^_^*)
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